消防業界でひそかな人気 消火ホースで小銭入れ 隊員手作り、使い古し感も好評
新井さんらが小銭入れを作り始めたのは4年ほど前。勤務する長生郡市広域市町村圏組合消防本部では、消火用ホースを毎年約100本新品に取り換え、古いものは廃棄していた。
「もったいない」と考えた新井さんは、廃棄ホースで何か作れないか後輩たちと思案。最初は業務用無線機のケースにしようとしたが、サイズが合わず、小銭入れに行き着いた。
消火現場で活躍したホースだけに、燃えにくく丈夫で、すすが付いているものも。”手作り感”に加え、”使い古した感”でも人気を集めているようだ。