X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)のマネジメント会社「ジャパンミュージックエージェンシー(以下JMA)」が「女性セブン」等に掲載された記事が、YOSHIKIの名誉・信用を著しく毀損するものであるとして、発行元の小学館に対して1億1000万円の損害賠償の支払いおよび記事の削除及び謝罪広告の掲載を求めて提訴した民事訴訟の第2回口頭弁論が12日、東京地裁で開かれた。

 2月の第1回口頭弁論で小学館側は争う姿勢を見せており、この日は準備書面を提出。X JAPANのメンバーに対する報酬未払いによるトラブルがあったという記事の真実性を主張したものの、取材源の秘匿を理由に証拠は提出せず。逆に原告側に証拠の提出を求めた。原告側は「証拠として出せる物は出して欲しい」と求めるも、被告側は「現時点ではできない」と応じなかった。

 閉廷後、原告側の紀藤正樹弁護士は「取材メモぐらい出せるはず。いつ取材したかも分からないので、反論もできない」と話した。第3回口頭弁論は7月12日に開かれる。