チャンネル登録者数1000万人を超える大人気ユーチューバーはじめしゃちょー(31)が、まさかの炎上状態となっている。

 はじめしゃちょーは17日、自身のX(旧ツイッター)に「最近ドライヤーだけでそれっぽくセットできるようになってきたぞ」と自撮り写真を投稿。何気ない日常の投稿にもかかわらず、なぜかアンチコメントが殺到してしまった。

 炎上の背景には、新型コロナウイルスのワクチンに絡んだ集団訴訟がある。接種後に死亡した人の遺族らが17日、国を相手取り、東京地裁に集団提訴した。はじめしゃちょーは2021年、ワクチン接種を推進する動画で、河野太郎ワクチン担当相(当時)と一緒に出演。河野氏が「アメリカで2億回くらい打ってるんですけれど、ワクチンで死んだ人は1人もいない。断言している。そんなに心配することではない」と説明すると、はじめしゃちょーも「大臣の話を聞いていると、僕も打ちたくなりました」と答えていた。訴状に動画の件が書かれており、民放のニュース番組で取り上げられたことで騒ぎが拡大した。

 Xには「ニュースになっていますが、どう思いますか?」「君は今こそ『河野ぉー!』と叫んで大臣に会いに行くべきだ。冗談ではない。今すぐ行動せよ」「薬害訴訟始まったけどコメントなしか」「大金の案件だったのかな?国からお金出てたのかな?」など、反ワクチン派とみられるコメントが続々と書き込まれる事態となっている。