俳優の岸谷五朗(59)と寺脇康文(62)が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」の結成30周年記念公演「儚き光のラプソディ」の取材会がこのほど、上演先の東京・中央区の明治座で行われた。

 同ユニットは岸谷と寺脇が「心をゴージャスに」をモットーに1994年に旗揚げ。多くのオリジナル作品を上演してきた。28日に初日を迎えた30周年記念公演は6年ぶりの新作上演。〝謎の白い部屋〟に時空を超えて集まった人々の人間模様を描く。

 キャストには岸谷、寺脇をはじめ中川大志(25)、風間俊介(40)、鈴木福(19)らがゴージャスな若手の面々が参加した。〝謎のジョッキー〟役で出演、10年ぶりの参加となった風間は取材会で「30周年を迎えてもここまでやるのかという攻めの舞台になっています。見たことがない演劇、感覚を感じてもらえると思います!」とアピールした。

 作、演出も手がけた岸谷は「30周年を迎えられたのもお客さまのおかげです」と感謝の言葉を口にしながら「キャスト全員が稽古の時から脚本を超える演技を見せてくれました。このメンバーで芝居を作れて良かった。お客さまを幸せにするために全力を尽くします!」と誓っていた。公演は5月26日まで同所で。