日本サッカー協会は4日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯(4月15日開幕・カタール)に臨むU―23日本代表にMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、MF松木玖生(FC東京)、MF荒木遼太郎(同)、FW内野航太郎(筑波大)ら23人を選出した。

 パリ五輪のアジア出場枠は「3・5」。U―23アジア杯は16チームが4組に分かれて1次リーグを戦い、各組2位までが準々決勝へ進出。上位3チームが五輪出場権を獲得し、4位はアフリカ・ギニアとの大陸間プレーオフに回る。8大会連続の五輪本大会出場を目指す日本は1次リーグB組で4月16日に中国、同19日にアラブ首長国連邦、同22日に韓国と対戦する。

 選手の招集に拘束力がある「国際マッチデー」期間外のため、チームの立ち上げ期から主力を担ってきたGK鈴木彩艶(シントトロイデン)、FW鈴木唯人(ブレンビー)、FW斉藤光毅(スパルタ)ら欧州組は選外となった。