東京六大学野球連盟は11日、春季リーグ戦が13日に開幕するのを前に東京都内で懇親会を開き、各校の監督、主将、主力選手、連盟関係者らが出席した。昨秋優勝の慶大のエース外丸東真投手(3年・前橋育英)は「目標は優勝。個人的には最優秀防御率を取りたい」と意欲を見せた。

 昨春以来の優勝がかかる明大は、3月の侍ジャパンに選ばれた宗山塁主将(3年・広陵)が2月末に右肩甲骨を骨折。全治3カ月と診断されたが「打つのも、投げるのもできることから練習をしている」と早い復帰に意欲を見せた。チームの開幕戦となる20日の東大戦はベンチ入りする予定で、田中監督は「本人は出たいだろうが無理はさせない。ドクター、トレーナーとも相談して決めたい」と話した。