◇15日 プレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」前検日(徳島県・鳴門ボート)

 自分のスタイルを貫き通す。「俺はボートレースじゃなく”競艇”やってるんやから。俺と同じレースで走る1号艇の選手は俺と顔を合わせないし、嫌な顔をしている。そのおかげで俺は友達が1人もいない。でも、それが競艇だよ」と令和の枠なり3・3時代に真っ向勝負を挑んでいるのが昭和の江口晃生(59)=群馬。今節は同系(西島義則、田頭実、石川真二、赤岩善生)も多いが「80メートル起こしまで行く」と、どこ吹く風だ。

 開催初日は2、9Rに登場。江口の一切の妥協がない進入が舟券の推理をさらに面白くしてくれる。