◇16日 ウエスタン・リーグ 中日8―3くふうハヤテ(ナゴヤ)

 先発した中日・根尾昂投手がウエスタン・リーグながらプロ初勝利をあげた。6イニング3分の1を投げ3安打、6奪三振、無四球、1失点だった。

 ただ、7回に腹部付近に打球を受け緊急降板するアクシデントに見舞われた。くふうハヤテの先頭・瀬井の放った痛烈なライナー性の打球を腹部付近に受け、転がったボールを拾って一塁へ送球してアウトにした後、マウンドでうずくまり、トレーナーらが駆けつけ、腹部付近を手で抑えながら降板した。ただ、大事には至らなかった様子でベンチでは笑顔も見られた。

 根尾はウエスタン・リーグでは今季3試合目、通算27試合目の登板でここまで0勝8敗。1軍では昨年まで27試合に登板して勝敗はなく1ホールドの成績を残している。

 SNSでは「根尾くん、プロ初勝利ベンチに下がった時は心配しましたが、挨拶でベンチから出て来た時は少しホッとしました」「公式戦初勝利おめでとう」など祝福する声と負傷降板を心配する声が上がった。