中部実業団陸上連盟は1日、2023年度の「中部実業団陸上オブ・ザ・イヤー」に男子走り高跳びの赤松諒一(28)=西武・プリンスホテルズワールドワイド=と女子35キロ競歩の園田世玲奈(27)=NTN=を選んだと発表した。昨年の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)で赤松は8位、園田は同種目日本勢初の7位に入賞した。

 「オブ・ザ・イヤー」に準ずる活躍があった選手として、日本選手権男子1万メートルで従来の日本記録を上回り、2位に入った太田智樹(26)=トヨタ自動車=が特別賞に選ばれた。

 表彰式は11日の中部実業団対抗大会(岐阜・長良川競技場)で行われる。

 ○…赤松は1日、自身のX(旧ツイッター)で同日から西武・プリンスホテルズワールドワイドに所属すると発表した。3月末に前所属のアワーズを退社していた。