仙台国際ハーフマラソン(12日、仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)に出場する有力選手が11日、同市内で会見した。今夏のパリ五輪女子マラソン代表で日本記録保持者の前田穂南(27)=天満屋=は「今の状態確認をして、このハーフからいい流れで準備していきたい」と狙いを語った。

 4月上旬には、パリで五輪本番のコースを視察。アシックスの新作シューズ「メタスピードエッジパリ」を履き、現地での5キロのロードレースにも参加した。今大会でも同シューズを試すといい「感覚が良ければ五輪でも履きたい」と話す。

 パリ五輪男子マラソン代表の小山直城(ホンダ)は、大会当日に28歳となる。”バースデーラン”を五輪前の最後の実戦と位置付け、「外国人選手がいる中で優勝を目指したい」と意気込んだ。