◇18日 ロッテ6―4日本ハム(ZOZOマリン)

 日本ハムが4点差をひっくり返された。まさかの継投失敗で逆転負けを喫し、2022年7月以来、2季ぶりの6連勝を逃した。

 4―2の6回の守備で先発左腕の加藤貴之投手がロッテの”左キラー”石川慎にソロ本塁打を許して1点差に詰められ、続く友杉を右飛に仕留めたところで新庄監督に交代を告げられた。ところが継投したロドリゲスが大誤算。2死二塁から小川、荻野に連続適時打を打たれて逆転を許した。

 これで5イニング1/3を投げて9安打3失点だった加藤貴は勝利投手を逃し、「リズムをつくれずブルペンに負担をかけてしまい申し訳ない」と肩を落とした。

 プレーボールのコールからわずか10分足らずで味方打線が一挙4点を挙げた。

 1回表、ロッテの先発左腕メルセデスに対し、先頭の野村から、松本、郡司と3連打が飛び出し無死満塁とすると4番のマルティネスが左翼に先制犠飛を放った。次の万波が左翼フェンス直撃の適時二塁打で続き、田宮も2者連続タイムリーとなる三塁強襲安打をマークしてさらに2点を追加。電光石火の攻撃を見せたが、相手打線を封じることができなかった。

 ロッテ戦の黒星は3月30日の開幕2戦目以来で、今季の対戦成績は8勝2敗1分けとなった。