バレーボールのサントリーサンバーズは20日、男子日本代表・高橋藍の獲得を発表した。昨季はイタリア1部セリエAのモンツァでプレーオフ準優勝などの成績を残した。今夏のパリ五輪だけでなく、今年10月に新たに開幕する国内リーグ「SVリーグ」の”顔”として期待がかかる。

 サントリーは昨年12月の世界クラブ選手権で日本勢初の銅メダルを獲得、2023〜24年シーズンのVリーグで2年ぶり10度目の優勝を果たした。兄・塁も所属しており、兄弟タッグも実現する。サントリーは公式サイトで「『大阪から世界へ挑み続ける』というミッションの下、今後もさらなる成長を目指します」としている。

 高橋はイタリアリーグの3シーズン目を「スタメンを勝ち取るところから、シーズン通してスタメンで出るところでかなりいい経験ができた。本当に1年1年しっかりレベルアップできているんじゃないかなと思います」と振り返っていた。日本代表としては、6月4日開幕のネーションズリーグ北九州ラウンドからプレーする。