国宝5城のひとつ、犬山城を誇る愛知県・犬山市は豊かな文化と歴史が薫る街。散策する人でにぎわう城下町を少し離れて、犬山城の天守を間近に臨めるのが「ホテルインディゴ犬山有楽苑」です。犬山が擁するもう一つの国宝茶室「如庵」がある日本庭園 有楽苑にも隣接し、館内には街の歴史や文化を伝えるカラフルなアートやデザインが散りばめられています。魅力あふれるホテルでの滞在をプラスして、犬山の旅をより豊かに彩ってみませんか。

ふたつの国宝をはじめ観光資源が豊富な街、犬山

名鉄名古屋駅から犬山城の最寄り駅「犬山遊園駅」までは特急で約25分。都心を離れて車窓の景色を眺めているうちに到着する、ほどよい距離です。小高い山の上にそびえ建つ犬山城の天守は、現存する日本最古の木造天守。堅牢さと美しさを兼ね備えた造りや最上階からの眺めをお目当てに、全国から多くの人が訪れます。
昔ながらの面影を残しながら食べ歩きの串グルメなど新たな楽しみも増えている城下町をはじめ、周辺には「博物館 明治村」などの見学施設も充実。豪華な13輌の車山(やま)が登場する春の犬山祭や、初夏から秋の木曽川鵜飼など四季折々の楽しみも豊富なエリアです。

街の歴史と文化をユニークに伝えるホテル

国宝茶室「如庵」は織田信長の実弟、茶人 織田有楽斎が建てた茶室。京都から移築され、犬山城の東にある日本庭園 有楽苑に置かれています。犬山城と如庵、2つの国宝を間近に抱く特別なロケーションに恵まれているのが「ホテルインディゴ犬山有楽苑」です。ホテルインディゴは、街の個性とその土地ならではの歴史やカルチャーを、デザインやアート、サービスなどでユニークに反映するIHGホテルズ&リゾーツのライフスタイル・ブティックホテル。日本では犬山のほか、箱根強羅、軽井沢、渋谷の4カ所に展開しています。

館内へ入ると、大きなガラス窓が一面に広がる開放的なエントランスロビー。さえぎるものなく犬山城の天守を臨めるとっておきの空間に、気持ちが高まります。犬山城をはじめ、如庵や鵜飼、犬山祭などにインスパイアされたデザインやアートが館内のいたるところに。レセプションやロビー、ラウンジでさっそく出合えるので、宝探しのような気分でワクワクしてきます。ホテルスタッフのみなさんは、それぞれのアートに込められた由来やストーリーを語ることができる〝ネイバーフッドホスト〟。気になるデザインを見つけたら、ぜひ声をかけてみてくださいね。

ラウンジの隣にあるリゾートセンターでは、犬山観光やアクティビティの情報提供などをお手伝い。犬山周辺から〝凜〟と〝彩〟をテーマに選りすぐった郷土品なども販売しています。一点物の貴重な伝統工芸品をはじめ、洗練されたデザインの雑貨やアクセサリー、ホテルオリジナルのお菓子など幅広い品ぞろえ。旅の思い出や大切な人へのおみやげにしたい、素敵なアイテムが見つかります。

思わずWOW!と歓声が上がる遊び心いっぱいの客室

客室はスタンダードのほか、如庵・犬山城・木曽川の3つの眺めを選べるビュープレミアムと、2種類のスイートルーム。ゆったりと過ごせる快適さを備えた客室内にも、犬山らしさが存分に取り入れられています。犬山城から木曽川、城下町の景色を描いた浮世絵を現代的にアレンジしたアートウォールをはじめ、鵜飼の木船をモチーフにしたヘッドボードなど、あざやかな色彩やモチーフを用いて地元の景観や文化を遊び心いっぱいに表現。くつろぎながら高揚感も味わえる、ホテルステイの醍醐味を凝縮した空間になっています。

地元食材や個性豊かなメニューも提供するダイニング

ホテルでゆっくり味わう朝食は旅の楽しみの一つ。レストラン「インディゴホームキッチン車山照(ヤマテラス)」では、滋味豊かでバラエティーに富んだメニューが用意されています。洋食のアメリカンセットでは、メインの卵料理を選び、サラダやフルーツ、パンなどはブッフェスタイルで。フランスのベーカリー&カフェ「ゴントラン シェリエ」の上質なクロワッサンが楽しめるのも魅力です。地元の食材を積極的に用いて、和朝食のセットには犬山産のとろろ芋や地元名産の守口大根などが並びます。

ランチやディナーには、犬山茶を使ったパスタや守口漬けタルタルバーガーなど、地元の文化にインスパイアされた個性豊かなメニューもラインナップ。5月31日までは岐阜県の農家「みのり農園」から仕入れたイチゴだけを使ったストロベリービュッフェも開催中、違う時間帯のメニューや雰囲気も楽しんでみたくなりますよ。

ホテルステイで犬山の魅力をさらに満喫

ホテルにいながら犬山の魅力を味わえる「ホテルインディゴ犬山有楽苑」、いかがでしたか。ホテル内には天然温泉「白帝の湯」や、初夏には緑が青々とする広々とした庭園もあって、その魅力はまだまだ伝えきれません。ホテルでの滞在も含めた犬山旅をプランニングして、ぜひ体感してみてくださいね。