物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「ライトニングに配属になったのが2014年4月1日。もうすぐ満10年になる。当時は不安しかなかったけれど、すっかり馴染んでしまった。みんなこれからもよろしく!」と語るライトニング編集部の旅する女・めぐミルクがお届け。

一二のモンペズボン

総丈99㎝、股上36㎝、ウエストはゴム上がり 34㎝、伸ばし時最大64㎝、裾巾19㎝で、私のような小柄な人から、一二のHPによると身長178㎝くらいの男性も着用できていた。ナイロン100%でありながら、植物由来の染料染めを施しているため、まるでコットンのよう。1万6500円(ドリフターズスタンド https://linktr.ee/drifters_stand)

ライトニングのスタイルとは逆行してしまうが、最近の私は年を重ねるたびにラクチンな方を選んでしまう傾向にある。シルエットや足がキレイに見えるタイトスカートからラインが見えないマキシスカートに、細身のストレートパンツからスウェットパンツに、といった具合。

取材でいろいろなお店に行ってアイテムを紹介してもらうときも、着心地や穿き心地がどれだけラクかで見てしまう。先日行った取材先でも同じ。UL(ウルトラライト)ハイキングのギアを多く扱ったショップだっため、軽量で機能的、目から鱗のアイテムが揃っていた。

その中で私のラクチンセンサーに引っかかったのが、モンペズボンだった。そう、日本の労働着「もんぺ」をモチーフにしたパンツで、前後がないため寝ぼけていても穿ける。片側に大きなポケットが2つあるのも便利だ。

一番の特徴は幅広のウエスト。平ゴム、シャーリングゴム、コードゴムと締め付けの異なる3種類を組み合わせることでよく伸び、様々な体型の人にフィット。ワンサイズのみの展開で、身長175㎝の人は腰で、143㎝の私はハイウエストで、と穿くスタイルを選ぶことができるという仕組みだ。なんて自由なパンツ! ヘビロテ決定です。

抗菌防臭、消臭の特性を持っているのも特徴のひとつ。アウトドアはもちろん、タウンユースにも使えるのがいい 穿いたときに前と後ろにくるポケットを設置。文庫本が入る大きさで、さらに内側にはスマホが入る小ポケット付き。収納力抜群! 3種類のゴムを使用した幅広のウエスト。面で締め付けるためよく伸び、様々な体型に対応。コードゴムでさらに調整することも可能だ

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

著者:めぐミルク