ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が福島県内で相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。

県警察本部によりますと、県内では2024年に入ってから4月21日までに、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる死傷事故が2023年の同じ時期より4件多い9件起きています。

死傷した人は17人と2023年の3倍近く増えていて、事故の半数以上は65歳以上の高齢者ドライバーによるものだということです。

また、踏み間違いで建物などに突っ込む事故も、2024年に入ってから70件以上発生しています。

警察は運転に不安がある人は自治体の補助制度を活用して「急発進抑制装置」を取り付けるなど、対策を呼びかけています。