お酒を飲まない人、飲めない人が飲み会に参加するにあたって、支払いのことで納得のいかない思いをしたことがあるかもしれません。   同じ飲み会の席にお酒を飲む人と飲まない人がいるにもかかわらず、かかった金額を同等に割り勘するとなると、飲まない人は不公平さを感じることもあるでしょう。   本記事では、飲み会でお酒を飲まない人が飲む人に比べてどのくらい損をしている可能性があるのかと、割り勘に納得がいかないときの対処法をご紹介します。

お酒を飲まない人はどれくらい損をしているのか?

飲み会の席でお酒を飲まない人がどれくらい損をする可能性があるのか、飲み物のみで考えて計算してみましょう。
 
たいていの居酒屋では、お酒の方がソフトドリンクより値段が高めに設定されています。例えば、ある居酒屋では生ビールの中ジョッキが500円、サワーが450円なのに対し、ソフトドリンクは300円となっています。
 
飲み放題のプランを頼まなくても、お酒が好きな人は何杯も飲む方が多いでしょう。
 
上記の居酒屋で生ビールを5杯飲んだ人は2500円、サワーを5杯飲んだ人は2250円の飲み物代がかかりますが、ソフトドリンクであれば、5杯飲んでも1500円です。
 
実際、ソフトドリンクは5杯も飲まないことも多く、2〜3杯だとすると600円〜900円になります。
 
お酒を飲まない分、お酒を飲んでいる人よりも料理を多く食べていることもあるかもしれないので一概にはいえませんが、飲み物だけで考えると「同等に割り勘」では納得がいかなくても無理はないでしょう。
 

割り勘に納得がいかない場合の対処法

お酒を飲まない人が割り勘しなければならないことに納得がいかないときの対処法をご紹介します。
 

お酒の席に参加しない

そもそもお酒の席に参加しなければ、納得のいかない思いをすることもないでしょう。
 
最近は体質とは関係なく、あえてお酒を飲まない人も増えているため、上司の誘いなども断りやすいかもしれません。
 
余分なお金を払ってまで飲み会に参加するよりも、自分の趣味や好きなものにお金を払ったほうがずっと幸せを感じられるでしょう。
 

「交際費」と割り切る

お酒の席への参加を断りづらいときなどは、その会に参加するための「交際費」と割り切ってしまうのも考え方の一つです。
 
同じ飲み会の席で同じように飲食していれば、割り勘になるのは仕方のないことかもしれません。
 

自分が幹事のときは飲む人と飲まない人で負担額を変える

自分が飲み会の幹事になったときは、飲む人と飲まない人で負担額を変えるようにするのもよいでしょう。
 
最初から「飲まない人からは少なめに徴収する」というルールにしておけば、誰も不公平さを感じることなく、気持ちよく飲み会に参加できるはずです。
 

「飲まないのに割り勘」に納得がいかないときは対処法を考えよう

お酒の席で飲む人と飲まない人の負担額が同じになることには、不公平さを感じる人もいて当然でしょう。
 
今回の事例のように「友人との飲み会」であれば参加を強要されることはないはずなので、あえて飲み会に参加しない方法を選択するのもよいでしょう。
 
自分が幹事のときは、飲まない人の負担額を少なくするなどして、みんなが気持ちよく飲み会に参加できるようにすることをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー