(12時30分現在)



S&P500先物      5,279.75(+14.50)

ナスダック100先物  18,503.75(+54.75)





米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は110ドル高。長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ





26日の主要3指数は続落。終盤の失速でマイナスに転じ、ダウは31ドル安の39282ドルと3日連続で値を下げた。この日発表された経済指標は耐久財受注が予想を上回り、景気回復を先取りした買いが先行。ただ、低調だった消費者信頼感指数を手がかりに利益確定や持ち高調整の売りが再開し指数を押し下げた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が続くとの思惑から金利高に振れ、ハイテク関連が相場を圧迫した。





本日は伸び悩みか。今晩は重要イベントが予定されておらず、引き続き金利にらみの展開となりそうだ。金利高を抑えられれば、このところ売り圧力にさらされるハイテクを中心に買戻しが指数を押し上げる。ただ、FRBは6月から3回の利下げを実施するとの見方が浸透しつつあるものの、さらに引き締め的な政策の方針に警戒は根強く、買い一巡後は様子見ムードが広がりやすい。週末の休場を控え年度末・月末の売りも出やすいだろう。