10日の東京市場でドドル・円は小幅高。日銀の金融政策をめぐり円買いに振れる場面で、一時151円68銭まで値を下げた。その後は米10年債利回りの上昇でややドル買いに振れ午後は151円84銭まで上昇したが、152円を意識した売りが重石となった。

・ユーロ・円は163円65銭から163円82銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0860ドルから1.0848ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値39,582.33円、高値39,708.70円、安値39,510.48円、終値39,581.81円(前日比191.32円安)

・17時時点:ドル円151円80-90銭、ユーロ・円164円80-90銭

【金融政策】

・NZ準備銀行:政策金利を5.50%に据え置き

【要人発言】

・植田日銀総裁

「景気は一部に弱めの動きがみられるものの、緩やかに回復」

「春闘のデータ、賃金と物価の好循環の強まりが確認されてきている」

「当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」

「2%目標の持続・安定的な実現が見通せる状況に至った」

「基調的な物価が徐々に2%へ収束していく見通しを持っている」

「2%を大きく超えれば急激な利上げが必要となる可能性」

【経済指標】

・日・3月国内企業物価指数:前年比+0.8%(予想:+0.8%、2月:+0.7%←+0.6%)