オートサーバー<5589>は14日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)決算を発表した。売上高が16.60億円、営業利益が7.20億円、経常利益が7.18億円、四半期純利益が4.49億円となった。2023年12月期第1四半期については四半期財務諸表を作成していないため、2023年12月期第1四半期の数値及び対前年同四半期増減率並びに2024年12月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載されていないものの、大幅に増収増益となった模様。



2024年1月以降、中古車の業者間売買において流通量の減少と価格上昇が起きた中で仕入れ競争が激化し、その結果、高収益サービスであるASワンプラの利用が増大、取引台数は27,360台(前年同期比+45.3%)となったことが収益を押し上げ要因となっている。



同社においては、当第1四半期累計期間においても引き続きASNET会員数(法人・個人を 合わせた拠点数)の拡大及びASNET取引台数の拡大を図っており、2024年3月末のASNET会員数は78,382(2023年12 月末比1,021増)となり、2024年1月から3月までのASNET取引台数は、62,084台(前年同期比7.5%増)となった。



2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.6%増の60.54億円、営業利益が同0.4%増の21.19億円、経常利益が同1.3%増の21.11億円、当期純利益が同2.2%増の13.30億円とする期初計画を据え置いている。