ユニリタ<3800>は14日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.7%増の119.82億円、営業利益が同11.7%増の10.23億円、経常利益が同2.8%増の11.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.4%増の8.15億円となった。



プロダクトサービスの売上高は前年同期比4.0%増の46.68億円、営業利益は同5.4%増の11.52億円となった。自動化・帳票事業が堅調に推移、メインフレーム事業は金融業を中心とした延長利用企業からの継続および追加受注により、本セグメントの利益を牽引した。



クラウドサービスの売上高は同1.8%増の33.69億円、営業損失は0.26億円(前年同期は1.97億円の損失)となった。DX推進に伴う投資やパートナー企業の付加価値として当社サービスが採用される等、好調な主力サービス群の増収効果により、当期の営業利益が前期比1億70百万円改善した。



プロフェッショナルサービスの売上高は同5.2%増の39.44億円、営業利益は同24.0%増の3.69億円となった。コンサルティング事業は、DX推進を背景にデータマネジメント・サービスマネジメントに取り組む企業の増加に伴う受注が堅調に推移。システムインテグレーション事業では、グループ顧客基盤への開発案件など収益モデルへの転換が奏功し、営業利益を牽引。



2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高は前期比4.3%増の125.00億円、営業利益は同2.6%増の10.50億円、経常利益は同2.2%増の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.2%増の8.50億円を見込んでいる。