福島市相撲場での大相撲荒汐部屋の福島夏合宿は、6月5日から16日までの12日間の日程で行われる。福島市出身の「大波3兄弟」や「丹治兄弟」が参加を予定している。木幡浩市長が25日、定例記者会見で発表した。

 荒汐部屋の市内合宿は2年連続となる。「大波3兄弟」次男の関脇若元春、三男の十両若隆景、長男の幕下若隆元や、「丹治兄弟」長男の大賀と次男の丹治(ともに幕下)、荒汐親方ら約20人が訪れる見通し。午前7時30分から同9時30分まで朝稽古を見学できる。力士との市民交流イベントも検討している。

 合宿期間中の6月9日午後6時から、市内のウェディングエルティで大波三兄弟福島後援会主催のウェルカムパーティーが開かれる。

 木幡市長は昨年の合宿が大盛況だった点に触れ、「福島に元気を与えてくれるといい」と期待した。