福島県福島市飯坂町の湯沢商店会は5日、温泉街の鯖湖神社周辺で「湯沢歩行者天国」を開いた。飯坂八幡神社祭り太鼓保存会による太鼓演奏や飯坂温泉復興みこし担ぎが巡行され、地域住民や観光客を楽しませた。

 太鼓保存会は迫力ある演奏を披露した。飯坂婦人会が三味線の音色に合わせて「福島小唄」や「飯坂小唄」などの民謡を歌い、会場を盛り上げた。

 飯坂温泉復興みこし担ぎが繰り広げられた。市内の祭り好きな有志でつくる福島勢○会(せいわかい)をはじめ県内外の27団体から約150人が参加し、みこしを担いで町内を練り歩いた。子どもみこしも巡行し、元気いっぱいに掛け声を上げて担いでいた。

 会場には、パトカーや白バイを展示した。子ども制服を着て記念撮影をするなど人気を集めていた。

(県北版)