東京オリンピックで空手の日本代表だった男が、女性に性的暴行を加え、けがをさせた罪で起訴された。

■抵抗できない状態の女性に性的暴行を加えケガをさせた罪

強制性交等致傷などの罪で起訴されたのは、東京オリンピックの空手・男子組手75キロ級の代表だった西村拳被告(28)だ。

起訴状などによると、西村被告は2022年、大阪府内で女性が抵抗できない状態にあることに乗じて性的暴行を加えたうえ、腰を手で押さえつけてさらに性的暴行を加え、けがをさせた罪に問われている。

大阪地方検察庁は、西村被告の認否について明らかにしていない。

■東京五輪で5位入賞

西村被告は、2021年の東京オリンピック男子組手75キロ級で5位に入賞している。