PSVでのローン期間を終え、イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトは今季エバートンで著しい活躍を見せている。21歳の同選手の将来に対し、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとする複数のクラブが関心を寄せているようだ。英メディア『Football Insider』が現地時間8日に報じた。

 チーム不動のCBジェームス・ターコウスキーに並び、ブランスウェイトは今季のエバートンを最終ラインから支えている。データサイト『FotMob』では「90分あたりのインターセプト」、並びに「90分あたりのクリア」と「90分あたりのブロック」において、いずれもターコウスキーに次ぐチーム内2位を記録する。この数字からも、いかにこの2人がエバートンに不可欠な存在なのか窺い知れる。3月のインターナショナルブレイク期間中、ブランスウェイトはイングランド代表にも招集された。

『Football Insider』によると、「マンチェスター・ユナイテッドは今夏、ブランスウェイト獲得を巡ってレアル・マドリードやニューカッスル・ユナイテッドとの競争に直面する可能性がある」という。

 そして目下の争点となるのは、同選手にかかる移籍金である。3月、エバートンの元CEOキース・ワイネス氏は同メディアに対し、「トフィーズ(エバートンの愛称)は並外れたシーズンを終えたブランスウェイトに対し、最大1億ポンド(約160億円)を要求する可能性がある」と語っている。

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