後任監督探しに奔走していたリバプールだが、現在フェイエノールトで指揮を執るアルネ・スロット氏と「大筋合意に至った」と報じられている。英メディア『TEAM TALK』は、新指揮官が最初の補強ターゲットとして「新生ロナウジーニョ」と呼ばれる選手を望んでいると現地時間29日に伝えた。

 スロット監督は、現在フェイエノールトの監督として3シーズン目を迎えており、1年目にはUEFAカンファレンスリーグの決勝に進出。2年目にはリーグ制覇を成し遂げて、今シーズンもすでにKNVBカップ優勝を果たしており、監督としてここ数年で目覚ましい成功をおさめている。

 同メディアは、「すでに新監督に就任するプロセスを開始している」と述べた上で、「最初は短期契約としてスタートする可能性がある。その後、もちろん契約を延長するチャンスがあるだろう。給与や裏方スタッフについてはすでに合意しており、監督就任に向けた準備が整っている状況だ」と、伝えていた。

 また、同メディアは、「新たな中盤の選手の獲得をスロット監督は熱望している」と言及し、「リバプールに対して、SEパルメイラスに所属する18歳のMFルイス・ギリェルメの獲得を要求した」と報じている。同選手は、「新生ロナウジーニョ」と呼ばれており、すでにブラジル史上最高の選手の一人に匹敵する資質を備えていると同メディアは伝えていた。

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