UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、バイエルン対レアル・マドリードが現地時間4月30日に行われた。バイエルンのホームで行われた1stレグは2-2のドローに終わった。スペイン『マルカ』がレアルFWロドリゴ・ゴエスの試合後のインタビューを掲載している。

 レアルの1点目はトニ・クロースの圧巻スルーパスからだった。センターライン付近でボールを受けたクロースはヴィニシウス・ジュニオールへスルーパス。これを受けたヴィニシウスが冷静にゴールへ流し込んでネットを揺らした。2点目はロドリゴのファウルで得たヴィニシウスのPKから生まれている。

 インタビューに応えたロドリゴは「これはチャンピオンズリーグの試合だ。これに慣れている。今、僕らが終わっていると思っているだろう。これは僕らが最もフォーカスするべきところで、僕らはいつも何か起こると思っている。そして、ヴィニのゴールが決まった。それから、2ゴールを奪われた。なぜなら、僕らは少し眠っていた」と話した。

 さらに、圧巻スルーパスのクロースについて「言葉にならない。本当だ。予想できないことだ。トニとプレーすることが好きということだけわかる。そして、彼は名手だ。僕らとともにこのようなことが今後数年起こるだろう」と大絶賛している。

 レアルは決勝進出をかけて9日にホームでバイエルンとの2ndレグに臨む。白い巨人の15度目の優勝は、あと一歩だ。