アーセナルがブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の獲得に動く可能性があり、ブライトンがどう対応するかが注目されている。ブライトンは重要な選手を失うことになるが、アーセナルとの取引は誰にとってもWin-Winの状況になる可能性があると、英メディア『スリー・アデッド・ミニッツ』が報じた。

 三笘は今季公式戦26試合に出場し3得点5アシストを記録している。開幕直後からゴールやアシストをマークしてチームに大きく貢献していたが、腰や背中の怪我により、プレミアリーグ第26節のエバートン戦から欠場が続いていた。それでも三笘に対する評価は高く、依然として複数のクラブから関心を示されている。アーセナルやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドが今夏の移籍市場で同選手の獲得に動く可能性がある。

 その中でも、同メディアはアーセナルの動きに注目した。同メディアによると、アーセナルは今夏の移籍市場でアーロン・ラムズデール、エディ・エンケティア、エミール・スミス=ロウ、キーラン・ティアニー、ヌノ・タヴァレス、アルベール・サンビ・ロコンガ、リース・ネルソンの7人を売却候補として考えているという。いずれの選手もブライトンが興味を示すことが考えられ、移籍金に加えてブライトンが希望する選手を提供することで、三笘を獲得できる可能性があるとのこと。

 同メディアは「これは本当に誰にとっても都合の良い契約であることが証明されるだろう。アーセナル側としては、トップリーグで最も天賦の才を持つドリブラーの一人を、キャリアの全盛期に格安で獲得できる。三笘にとっては、国内屈指のベストチームでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でプレーするチャンスを与えられる。ブライトン側は移籍金と自分たちが選んだ選手を獲得でき、アーセナルから引き抜かれた選手はプレミアリーグで最もエキサイティングなクラブで、低迷していたキャリアを再活性化させることができる。そう考えると、まさにWin-Winの関係という感じがする」との見解を示している。

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