ブンデスリーガのヴォルフスブルクは、今夏の補強の最有力候補としてサッカー日本代表DF菅原由勢の獲得を狙っているようだ。ドイツメディア『Sport Bild』は、現在主力として活躍している右SBリドル・バクの後釜として、同選手の移籍実現に本腰となっている可能性があると現地時間14日に報じている。

 AZアルクマールに所属する日本代表SBの菅原は、現行契約が2025年6月までとなっており、多くのクラブが同選手の獲得に関心を示している。先日もイタリアメディア『トゥットスポルト』は、インテルがデンゼル・ダンフリースの後釜として興味を示していると報じていた。

 同メディアは、多くのクラブが関心を示している中で、ヴォルフスブルクが本腰を入れて獲得に動く可能性があると伝えた。同クラブは、右SBリドル・バクとの現行契約が2025年までとなっており、未だ契約延長には至っていない。今夏にも売却する可能性があり、菅原はその後釜として最有力候補に上がっているようだ。

 記事では、「アルクマールの右SBは、ヴォルフスブルクのファンにとって昨年9月の代表戦が記憶に新しいところだろう」と述べた上で、「VWアリーナ(ヴォルフスブルクのホームスタジアム)で行われたハンシ・フリック元ドイツ代表監督率いる最後の試合で4-1の勝利に貢献した。菅原はより攻撃的にプレーできるため、リドル・バクの代役候補にもなり得る」と、菅原について言及していた。

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