最終節までもつれ込んだプレミアリーグの優勝争い。37試合を終えた段階でマンチェスター・シティがアーセナルを勝ち点「2」差でリードするが、まだ結末は確定していない。この状況に、かつてアーセナルで活躍したイアン・ライト氏が自身のポッドキャスト『Wrighty’s House』で現地時間13日に展望を語った。

 プレミアリーグ第38節は19日に行われ、アーセナルはエヴァートンと、マンチェスター・シティはウェストハムと対戦する。シティが勝利した場合はリーグ優勝が無条件で決まり、前人未踏のプレミア4連覇を達成する。

 ライト氏は「我々にもどうなるかは分からない。それがフットボールの素晴らしさなんだ。アーセナルがチャンピオンになれる様々なシナリオを考えているけれど、この水色のマシンの強さを見過ごすわけにはいかないだろうね」と述べ、かつての所属チームにとってやや不利な見方を示した。

 また、同じくクラブのレジェンドであるティエリ・アンリ氏もアーセナルにとって厳しい状況を見込んでいる。同氏は17日、『BBC』に対して「審判が笛を吹くとき、現実に引き戻されないことを願うよ。今の現実は、残念ながら他の誰にとっても、シティのファンだけに勢いがあるからね。シティのファンだけがおしゃべりしている」と語った。

 なお、お互いの対戦相手に目を向けると、エヴァートンが直近5試合で4勝1分け、ウェストハムが1勝2分け2敗である。今のエヴァートンは、アーセナルにとってあたりたくない相手かもしれない。

冨安健洋の順位は? 欧州日本人、年俸ランキング1〜10位
アーセナルの選手も…。現役の「ガラスの天才」サッカー選手10人
もう見たくない…。 アーセナルで嫌われすぎた選手6人