勝てば優勝のシティ

延期となっていたプレミアリーグ第34節で難敵トッテナムに2-0で勝利を飾ったマンチェスター・シティ。苦手としていたアウェイでの勝利はリーグタイトルを大きく引き寄せる勝利となった。

この試合の勝利で勝ち点88で首位に浮上したシティ。2位アーセナルとの勝ち点差は2となっており、最終節に勝利すればシティは優勝を確定させることができる。アーセナルの結果次第ではシティが勝てなくても優勝する場合もあるが、最終節の相手である好調エヴァートンでも今のアーセナルと攻略するのは難しいだろう。

アーセナルが勝利する可能性が高いため、シティが優勝するには最終節勝利が必要だ。そんな最終節の相手はウェストハム。圧倒的強さを誇るシティホームでの試合だが、ウェストハムは厄介な相手だと言える。

リーグ戦直近5試合は1勝1分3敗で思うように結果が残せていないウェストハムは9位に沈んでいるが、シティの指揮官ペップ・グアルディオラは警戒すべき選手としてジャロッド・ボーウェン、マイケル・アントニオ、ジェームズ・ウォード・プラウズの名前を挙げているようだ。『METRO』が報じている。

今シーズン公式戦44試合で20ゴール10アシストをマークしているボーウェンはもちろん、馬力のあるアントニオ、そしてセットプレイの名手であるウォード・プラウズは当然警戒すべきだが、ウェストハムにはスター選手が他にもいる。司令塔のルーカス・パケタ、ドリブラーのモハメド・クドゥスといったメンバーにも警戒する必要がある。

前人未到のプレミアリーグ4連覇まではあと1試合となったが、最後の最後までそう簡単にはいかないだろう。全会場一斉にキックオフということもあり、他会場の結果がライブでわかる最終節でシティは新たな歴史を築くことができるか。