この記事は2020年10月10日に公開された記事を編集して再掲載しています。
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
DIY好きにとって、テープ補修はダメな補修の代表格と言えますよね。
ところが、昨今の補修テープは技術革新が目覚ましく、状況によってはテープ補修だからといってバカにできなくなってきました。
アサヒペンの「COBRAファイバー補修テープ」も、要注目の補修剤のひとつ。細長い長尺物を手軽に補修したいときに、試してみる価値があるアイテムです。
使い方のコツをご紹介しつつ、レビューしてみましょう。
「COBRAファイバー補修テープ」おすすめポイント
・水分と反応して硬化する樹脂を使用
・メッシュ状の芯材がキツく巻きついているので頑丈
・かなりの強度になる
折れた柄の補修
今回、補修サンプルとして使うのは、もう何年も前に柄が折れてしまったクワ(窓ホー)。
柄を新品に交換するつもりで、そのまま放置してしまっていたのですが、せっかくなので補修してみることに。
斜めに断裂していますが、この破損状況は「COBRAファイバー補修テープ」の得意とするところ。
バンテージ(包帯)を巻くようにして補修するので、ほぼ垂直の断面になってしまっていると、ギプスのように添え木を一緒に巻き込まないと強度が出にくいのです。
ところが、いざテストしてみようとしたところ、保管しておいたはずの折れた先を紛失していました……。
というわけで、仕方がないので剪定したあとに転がしていた庭木の枝を使っています。
合わせ面は、もっと丁寧に仕上げたほうが強度が出るはずですが、時間の都合でとりあえずザッとした仕上げで済ませました。
本来なら断裂した相手同士を合わせるので、ジャマな反り返りをカットするくらいで下地処理はOKですね。
準備ができたら、「COBRAファイバー補修テープ」の出番です。
ゴム手袋付き
作業にはゴム手袋が必須なので、きちんとセットしてくれています。
ゴム手袋以外には、テープを水で濡らすためのバケツと水を用意する必要があります。
作業の様子
手順は、パッケージに書かれているとおりです。
気をつけておくべきポイントは、テープの内側までしっかり水を行き渡らせることと、水分に触れた瞬間から反応が始まるので時間をかけ過ぎないことの2点。
反応によって樹脂が熱を持っている間に作業を完了しないと、本来の強度を得られない可能性があります。
メッシュ状の芯材をキツく巻きつける
芯材をしっかり巻き付けたら、樹脂をなじませるように補修箇所を何度か握っておくといいでしょう。
作業完了したら、完全硬化まで待つだけです。
今回、庭に放置していた枝を使ったため、補修箇所より枝のほうが弱いレベルになってしまいました。補修箇所は樹脂がガッチガチに固まっているので、カンタンに折れてしまいそうな気配は全くありません。
適切な材を買ってきてちゃんと下地処理すれば、新しい柄に挿し替えるのと大差ない強度になるのは間違いなさそうです。
これは、想像していた以上に使える補修材でした。ぜひ試してみるべきですよ!
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
「COBRAファイバー補修テープ」おすすめポイント
・水分と反応して硬化する樹脂を使用
・メッシュ状の芯材がキツく巻きついているので頑丈
・かなりの強度になる
アサヒペン グラスファイバー製 COBRA ファイバー補修テープ 5CMX127CM CB-001 ブラック 湿気硬化型 補修 補強 ガチガチに固まる 耐水圧 耐寒 耐熱 825円 Amazonで購入するPR 1,078円 楽天で購入するPR !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")Image/Source: Amazon.co.jp
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