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Gmailがより賢く。

Google(グーグル)のビジネススイート「Google Workspace」にも、本格的にAIが導入されます。その名も「Gemini for Workspace」。今回のGoogle I/Oの発表では、Gmailの新機能が発表されました。

長いスレッドを3行に要約

まずは、サマライズという機能。つまり「要約」。Gmail内の長いスレッドを表示して、GoogleのAIモデルであるGeminiに「要約して」とお願いすると、内容を3行にまとめてくれます。そう、今北産業なんです。

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これは結構な神機能では。ほんとに、返信が長いこと続いているスレッドって、読み返すの面倒臭いですもんね。

この機能は今月中に使用可能になります。

受信トレイから直接質問

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「Q&A」という機能は、受信トレイから直接質問できる機能。たとえば、以下の画像のように屋根修理の相見積もりをまとめて表示するなんてことも可能です。

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見積もりを取った会社のメールを検索する手間が省けますね。

この機能は7月から利用できます。

返信定型文がパワーアップ

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「Contextual Smart Replay」は、いわゆる返信定型文の生成機能です。これまでもGmailには返信文を自動作成してくれる機能がありましたが、Gemini for Workspaceではその返信文がさらにブラッシュアップされたものになります。

この機能も7月から利用できます。

領収書をひとまとめに

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多くのビジネスパーソンが苦手としている経費精算も、Geminiがお手伝いしてくれます。Gmailで「領収書を整理して」とお願いすると、受信トレイからメールに添付されている領収書を集めて、スプレッドシートにまとめてくれます。

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さらに、領収書の内訳も表示。これでもう、面倒な経費精算とはおさらばだ(いや、最終的には自分でちゃんとやらないとね)。

この機能は9月のWorkspace Labsで公開となります。

Geminiがビジネスを加速する! あ、でもWorkspaceってことは有料ユーザーじゃないと使えないのか…。我々一般ユーザーにもビジネス加速させてくれい。

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