ロウが現地時間29日、ミズーリ州カンサスシティで行われ、『WWEドラフト2024』で中邑真輔がスマックダウン、ダメージCTRLがロウにそれぞれ移籍となった。

 ドラフトはロウ、スマックダウン両ブランド間の所属選手がシャッフルされる。今月26日のスマックダウンに引き続き、この日も行われた。

 ロウから2番目に指名されたのがイヨ・スカイ率いるダメージCTRL。イヨ&アスカ&カイリ・セイン&ダコタ・カイがそろってスマックダウンから移籍することになった。『レッスルマニア40』でベイリーに敗れ、WWE女子王座から陥落したイヨは、ロウに属するベッキー・リンチの持つ世界女子王座にたどり着けるか注目される。さっそくこの日、バックステージでベッキーと遭遇し、にらみつけて挑発した。

 また、アスカ&カイリは5・4『バックラッシュ』でビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルを迎え撃つWWE女子タッグ王座防衛戦を控える。3日前のドラフトでビアンカ&ジェイドがそろってスマックダウンから指名されたため、カブキ・ウォリアーズが負ければ女子タッグ王座がブランド間流出の状況となる。

 中邑は1年ぶりのスマックダウン復帰。最近は連敗の不振が続いているが、ブランド移籍を機にその現状を打破したいところ。スマックダウンには今春抗争を繰り広げた統一WWE王者コーディ・ローデスがおり、その首を狙う位置まで浮上できるか。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。