『チャンピオン・カーニバル2024』三条市厚生福祉会館(2024年5月4日)
Bブロック公式戦 ○斉藤ジュンvs諏訪魔×

 ジュンが諏訪魔を粉砕して勝ち点10で公式戦全日程を終え、チャンピオン・カーニバルBブロック首位通過。「俺がチャンピオン・カーニバルで優勝したら甘いものを食べさせてほしい」とアピールした。

 ジュンはBブロック単独首位に位置してきたが、前日の5・3仙台大会で弟・レイとの斉藤ブラザーズ対決に敗北。Bブロックの大混戦を呼び込んでしまった。最終公式戦となったこの日、首位タイの諏訪魔と対決。勝てば決勝進出が決まる状況だったが、諏訪魔に苦しめられた。

 序盤から諏訪魔のスリーパー地獄に捕まって着実に消耗。反撃に出てもラリアットやジャーマンでことごとく流れを変えられてしまう。エルボー合戦で正面突破を図っても、ダブルチョップ乱打、ラリアットを被弾。ジュンもラリアットで応戦したが、サイコブレイクが不発に終わり、バックドロップでぶん投げられた。

 ベテランの意地を見せる諏訪魔に追い込まれたが、ジュンは沈まない。2発目の岩石落としを食止めると、スピアーをさく裂。ジャックハマーで追い討ちをかけると、サイコブレイクを爆発させて3カウントを奪った。

 ジュンが諏訪魔を粉砕。レイに敗れたことでスイーツ禁止を余儀なくされ、そのたまったうっ憤をぶつけての勝利だった。この結果、勝ち点10で公式戦全日程を終了。Bブロック首位で5・12横浜BUNTAI大会の優勝戦に勝ち上がった。

 「諏訪魔に勝ったぜ! 5月12日、横浜BUNTAI、チャンピオン・カーニバル決勝に進むのはこの俺、斉藤ジュンだ」と勝ち誇ったジュンだが、「新潟は笹団子で有名だが、本来ならお店に行って腹いっぱい食べるんだが、昨日の試合で弟の斉藤レイに負けて甘いものが食べれない。それはとても苦しい」と昨日から始まった禁スイーツ生活は相当な苦痛のようだ。そこでジュンは「一つ提案がある。今ひらめいた。俺がチャンピオン・カーニバルで優勝したら甘いものを食べさせてほしい」とアピールした。

 カーニバル初優勝のモチベーションはスイーツ解禁の目標を設定したことでさらに高まった。あとはAブロック1位を待ち受けるのみ。「BUNTAIまであと何日ある? まだ1週間以上あるな。そうとなったら帰って甘いものを食べるイメージトレーニングをしよう」と宣言したジュンは「新潟、DOOM!」の叫びで締め。バックステージでも「甘いものを食べれない、この憎しみパワーをAブロック1位の誰だか勝ち上がってきたヤツに全部ぶつけてやる。DOOM!」と予告していた。

【ジュンの話】「諏訪魔に勝ったぜ。リング上でも言ったが、これでBブロックの1位は俺で、勝ち点が10点で、5月12日、横浜BUNTAIに行くのはこの俺、斉藤ジュンだ。俺は昨日、弟の斉藤レイに負けて甘いものが昨日から食べれていない。リング上で言ったが、俺がチャンピオン・カーニバル優勝したら甘いもの解禁にしろ。弟の斉藤レイにはまだ何も言ってないが、お客さんがあれだけ納得してるんだ。イエスと言わざるを得ないだろう。あと1週間以上、俺が甘いものを食べれない、この憎しみパワーをAブロック1位の誰だか勝ち上がってきたヤツに全部ぶつけてやる。DOOM!」

【諏訪魔の話】「悔しすぎて言葉が出ねえ…」