テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)は17日、ドジャースのグラスノー投手が15日(日本時間16日)までに、ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」に出演し、大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪で訴追された水原一平容疑者の賭博問題発覚時の様子を語ったことについて特集した。

 「クリス・ローズ・スポーツ」でグラスノーが語った内容によると、事件が発覚した時から「チームメートらは『私たちみんながついているよ』と。クラブハウスにいるみんなが、すぐにショウヘイはこの件は無関係だと分かっていた感じだった」と振り返る。その理由について「イッペイが何かいかがわしいことをしているのを早い時期に知っていたから」だとし、水原容疑者が、3月20日に韓国で行われた開幕戦パドレス戦後、クラブハウスでのミーティングで「ギャンブル依存症」であると告白し、謝罪したことがあったからだという。

 また、「ショウヘイは最初に、『何のことだか分からない。私の携帯電話を持っていって、調べてくれ』と話していた」といい、その対応からも、大谷の潔白を信じていたと話しているようだ。

 さらに、大谷の性格については「僕は試合で先発するときは結構張り詰めているんだけど、ショウヘイはとてもリラックスしている。打席から戻ってきたときも『オーノー!内角の球だったよ』みたいな感じだったので、すごく驚いた。ショウヘイはいつも幸せそうにしている。だから、素晴らしい成績を残せるんでしょうね」とコメントした。

 「羽鳥慎一モーニングショー」では、米メディアが水原容疑者の今後について「MLBから永久追放される可能性がある」と報道した上で、大谷については「連邦当局の捜査終了後に事情を聞き、潔白を認める見通し」だと報じていることにも触れていた。