◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 日本ツアー通算3勝で大会初出場の岩井明愛(あきえ、ホンダ)は4バーディー、3ボギーの1アンダー、71で18位と上々のスタートを切った。

 10番から出て、2ボギーで迎えた17番パー3で8メートルのバーディーパットを沈め、1オーバーで前半を折り返した。後半の2番でグリーン奥からパターで1・5メートルオーバーさせ、パーパットがカップに蹴られてボギー。だが、終盤の6番で2・5メートル、7番で4メートルの連続バーディーでスコアを戻すと、最終9番は第2打を1メートル強に運んでバーディー締めした。

 プレー後はWOWOWにインタビューで「本当に楽しかった。アンダーで回ることができて良かった。(17番のパットは)入ってくれて良かった」とうなずいた。

 グリーンが硬くなる状況にも対応し「パットじだいは距離感も悪くない。明日ももっとバーディーが取れて、もっと打てたらいい。途中、風もあったけど、ショットじたいもあまり悪くない」と振り返った。初日からの改善点を聞かれ「マネジメント。もっとピンを楽に狙えるような攻め方ができたらいい」とさらなる向上を見据えた。

 予選通過を目指す第2日へ「明日も大変な一日になると思うけど、自分らしいプレーで頑張ります」とハキハキと話した。

 岩井明は連覇のかかった前週の国内ツアー、KKTバンテリンレディス(熊本)で単独首位から出た最終日に77と崩れ、10位とV逸。強行日程にも疲労は見せず、今大会前には「疲れてないですし、全然やる気満々なので、大丈夫です」と明るく答えていた。