十勝管内の学習障害ある生徒 授業や試験でタブレット活用 学び広げる「合理的配慮」
2024/04/18 22:10
タブレット端末で手書き入力機能のある計算アプリを使用する生徒(加藤哲朗撮影)
(北海道新聞)
障害者差別解消法に基づく「合理的配慮」として、道内でも入試や学校生活で配慮する動きが少しずつ広がっている。学習障害(LD)の読字・書字障害がある十勝管内の女子生徒(15)は、今春の高校入試でタブレットの持ち込みが認められ、高校進学後も配慮を受けながら学校生活を送る。生徒の母親は「子どもたちの学習機会に格差を生じさせないためにも、障害への理解が広がってほしい」と願う。...