威圧的な言動が問題視されていた長谷川岳参議院議員が週末に札幌で取材に応じ、自らの言動を反省し「一変させる」と語りました。

長谷川岳参院議員)

「初当選以来、やはり表現方法に関して本当に無自覚であったと心から反省をしています」

土曜日、吹き出す汗をぬぐいながら報道陣の取材に応じた長谷川岳参議院議員。問題視されているのは、道職員などに対する「威圧的な言動」です。

鈴木直道知事)

「威圧的だというふうに受け止める、そういう職員が複数確認をされました」。

鈴木知事も苦言を呈し、改めるよう申し入れたという長谷川議員の言動。

長谷川岳参院議員)

「正しいことをストレートに発言するというところを自分の取りえだと思っていた反面、やっぱりストレート過ぎるとか、そういうとこは十分にあったのではないかと、ここは非常に反省をしています」。

地域の課題を解決するための「突破力」として強い表現を用いたと釈明しました。

長谷川岳参院議員)

「表現方法を一変させると、そのような形でやらせていただいています。特に時代に合わない言動というのはこれはもう本当に最優先で変えていかないといけないと、そのつもりで本気でこれは取り組ませていただきます」。

長谷川議員をめぐっては昨年度、長谷川議員との会議や面会のために道職員が20回以上、東京などに出張していたことも明らかになっています。

長谷川岳参院議員)

「比較的私、何て言うか合理的な方なので、この説明が気に入らないからどうだとか、そういう話は基本合理的ではないと思っていますので、呼び出したというようなことはありません」。

自身を合理的な性格だという長谷川議員。その言動にも、誰もが納得がいく「合理性」が求められます。