北海道は、自民党の長谷川岳参議院議員への面会などのために道職員が出張した回数などの調査について、面会先の対象を道内関係全ての国会議員へ拡大させることがわかりました。

対象となる道の職員は課長級以上で、対象期間は2019年度から昨年度までとし、出張命令書と復命書などから、出張回数や旅費などを調べます。調査期限は今月中旬までで、公表時期や方法については未定となっています。道の幹部職員の出張を巡っては、前副知事ら4人が昨年度、長谷川議員への面会などで、あわせて62回出張していたことが明らかになっています。

道政関係者からは「ほかの議員も含めて調査しないと、長谷川議員だけ多いというような比較はできない」との指摘が出ていました。