日本コンピュータ伝票が破産手続き開始へ 負債1億1000万円 茨城
同社は1983年創業。ビジネス用コンピューターのフォーム伝票印刷を主体に、一般帳票や封筒などの印刷も手がけていた。新たな印刷機も導入し事業内容を拡大、98年5月期は年売上高約3億4500万円を計上した。
企業のペーパーレス化や競合から営業環境が厳しくなる中、新型コロナウイルス禍での受注不振も加わり、2021年5月期の年売上高は約1億4900万円にとどまり、債務超過に陥っていた。その後も改善せず、代表の体調不良もあって事業の継続を断念。23年9月までに埼玉県三郷市の工場を閉鎖し、活動を停止した。