春の地域安全運動(25日〜5月9日)を前に、茨城県水戸市笠原町の県警本部2階ロビーで、車のハンドルロックや自転車チェーンなど防犯用品が展示されている。

展示されているのは、車庫の門扉用の施錠器具をはじめ、自転車チェーン、防犯砂利など。今年の同運動では、自動車や自転車の盗難被害防止など四つの重点項目が掲げられている。中でも、自転車盗は今年1〜2月で296件(前年同期比54件増)と急増。被害者の大半は10〜20代で無施錠も多いという。

被害防止に有効とされるのは、自転車に備え付けの鍵に加え、さらにチェーン型の鍵も使う「ツーロック」。県警はこれらの犯罪被害を減らすため、防犯グッズの活用を呼びかけている。