猛威振るう36号車au TOMS、盤石な開幕戦優勝から第2戦富士に向けても自信|スーパーGT岡山:GT500優勝記者会見
坪井としてはシーズンオフをまたいで3連勝。今季からチーム新加入となった山下としても今回が岡山3勝目となった。
そして坪井と山下が今季目指すのはチームの連覇。決勝レース後に行なわれた優勝記者会見で、ふたりは3時間レースとなる第2戦富士に向けて自信を覗かせた。
■坪井翔(第1スティント)
「GTで3連勝はまずできることではありません。チームと相方である山下選手、みんなの力で勝ち取った勝利だと思うので、今回の優勝はすごく良かったかなと思います」
「僕のスティントでは、セーフティカーが出た後のリスタートのタイミングで3秒くらい離したと思います。僕のスティントの中では、あれがかなりハイライトだったのかなと思っています」
「あそこで結構余裕が生まれて、ペースも良さそうでした。最初に山下選手から20秒は千切ってくれと言われていたので頑張りましたが、10秒ちょっとしか千切れず、あとは山下選手に頼むというところでバトンタッチしました」
―残りのシーズンをどう戦っていきたいと考えているか?
「次はまだ富士です。第1戦、第2戦、第7戦、第8戦……この4つを獲れれば、自ずと(タイトルが)見えてくるかなと思うので、4つを獲りに行きます」
―第2戦以降の意気込み
「幸先の良いスタートを切れて、これから(サクセスウェイトで)重くなりますが、次は富士の3時間……長時間のレースは36号車が本当に強いと思うので、重くても富士、そして3時間という長いレースだったらなおさら追い風だと思います。開幕2連勝を目指したいと思います」
■山下健太(第2スティント)
「内容的に本当にいいレースで、チームにも坪井選手にも本当に感謝しています」
「自分のスティントは、坪井選手が10秒くらいリードを築いてくれていたのもあって、割と余裕を持って走りました。スティントが50周くらいあり、チームからタイヤをしっかりマネジメントしてねと言われていたのもあり、かなりマネジメントしていました」
「ただちょっとマネジメントしすぎて、その10秒差を4秒差まで詰められる場面もありましたが、最後の10周くらいはもう良いかなと思いペースを上げて、最後また10秒くらいまで差を広げることができたので、ペースを落としすぎたところはあるかもしれませんが、(レースの)組み立てとしては良かったなという風に思います」
―残りのシーズンをどう戦っていきたいと考えているか?
「全く(坪井と)同じですが、第2戦、第7戦、第8戦以外はなんとかポイントを獲るというレースになると思います。そこのターゲットで勝てるようにしたいと思います」
―第2戦以降の意気込み
「目指すのは2連勝です。個人的には今回の予選がちょっと上手くいかなかったので、予選からちゃんと速さを出して、レースで抜いていきながら勝てるようにしたいと思います」