大ヒット中のドラマ『涙の女王』に突然登場した桑の実が「伏線ではないか」という視聴者の予想が相次いでいる。

第11話では、ホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)が闘病中であることが知られたあと、家族愛が芽生え始めたクイーンズ家の様子が描かれ、視聴者をほほえませた。
そんななか、ボムジャ(演者キム・ジョンナン)とレスリー・チャン似のヨンソン(演者キム・ヨンミン)にも新しいエピソードがあった。
ヨンソンの家を覗き見していたボムジャは、ヨンソンから「女性にいいらしい」と言われ、桑の実を一袋もらうことに。この行為によってボムジャはずっと気になっていたヨンソンも「自分に気がある」と思い込み、帰り道で白いスカートに桑の実の汁がとんでもご機嫌だった。
しかし、桑の実をもらったのはボムジャだけではなかった。ヒョヌの家では、ボンエ(演者ファン・ヨンヒ)が大量の桑の実を洗っていた。ヨンソンが桑の実を収穫しすぎてしまい、隣人たちに配りまわったのだ。
これはイイ感じ(?)であるボムジャとヨンソンのコミカルなエピソードとも見られるが、多くの視聴者からは「いきなり桑の実が出たはずがない」という反応が寄せられた。
実際に、桑の実には白血球を活性化させ、免疫力を高める効能があるという。劇中でクラウド細胞腫を患っているヘインに最も大事なのは、白血球の数値を上げて治療を始めること。まだ治療には程遠いが、ヘインの白血球の数値が2倍以上増えて家族全員が喜ぶ姿も描かれていた。
ヘインにとってヒョヌの故郷は癒しの場所であり、姑のボンエは格別な存在だ。そんな姑が洗っていた桑の実は、ヘインの回復につながる伏線となるか。ヘインの健康を心配する視聴者からは「もしかして桑の実がヘインの白血球の数値を上げるのでは?」「ヘイン、桑の実を食べてヒョヌと一緒にドイツに行って!」といった願いの声が相次いでいる。
(記事提供=OSEN)