兵庫県内一斉に大規模合同補導 コロナ5類移行伴い非行少年が増加、大麻の摘発・補導は過去最多に 県警など
県警少年課によると、2023年に確認された非行少年は前年比455人増の2156人。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴って外出が増えたとみられ、中でも大麻取締法違反の摘発・補導は同12人増の86人で過去最多となった。また、児童買春や児童ポルノをはじめとした「福祉犯」の被害少年、少女も37人増の188人に上った。
県内一斉での大規模合同補導は20年9月以来、3年半ぶり。26日は既に実施済みの川西署以外の全45署で行い、計約560人が参加した。
生田署管内では26日午後4時から署員や学校の教員、ボランティアの少年補導員ら約15人が手分けしてパトロール。三宮の待ち合わせスポット「さんきたアモーレ広場」やその周辺の路上で、喫煙している若者に年齢を確認するなどして回った。(井上太郎)