2024年4月1日に各自動車メーカーは入社式を行いました。マツダやトヨタはその様子を公開していますが、そこでは誰もが羨ましがるクルマが展示されていました。

新入社員が羨ましい! 自動車メーカーの入社式とは

 毎年4月には入社式が行われます。自動車メーカーでは各社で個性のある入社式が行われました。
 
 では2024年はどのような入社式があったのでしょうか。マツダやトヨタは思わず入社したくなるクルマを展示したようです。

 例えばトヨタの入社式は、4月1日に行われましたが、その前日となる3月31日に同社の佐藤恒治社長が自撮りするカタチで入社式の準備模様を明らかにしました。

 その様子はトヨタ公式SNSで「「トヨダAA型乗用車とトヨダのラリー車と入社式の準備をする役員たち」という投稿と共に、「トヨダAA型乗用車」と豊田章男会長のラリー車(GRヤリス)の写真を投稿。

 さらにトヨタイムズでは、SUVタイプのセンチュリーやGRヤリス、86GRMNなど豊田章男会長の愛車や、FCEVのミライ、クラウンセダン、レクサスの高級ミニバンLM、水素トラックなどが展示されていることが明かされています。

 また入社式で佐藤恒治社長は「クルマを好きになること」、「クルマづくりの楽しさを見つけること」、「一生懸命、努力すること」。そして「自分の夢を大切にしてください」など新入社員に向けて語りかけたと言います。

 同日にはトヨタグループとなるアイシンの入社式もSNSに投稿。

 ここでは、アイシン製品が搭載されたSUVタイプのセンチュリーとGRヤリスが展示されていました。

 またマツダに入社式では、第1部に社長メッセージや新入社員による決意表明。第2部にeスポーツイベントや先輩社員とのトークセッションが行われました。

 第1部でマツダの毛籠勝弘社長は次のように新入社員を激励しました。

「マツダという会社は、ここ広島で104年間、地元の生きざま、歴史と共に育ってきた会社です。

 今後もマツダがお客さまに選ばれ続けるためにも、前向きに今日を生きる人の輪を広げていくためにも、皆さんには、フレッシュな原動力になっていただきたい。これから一緒に頑張っていきましょう」

 その他、マツダの入社式では「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開された「アイコニック SP」を展示。

 なお世界初公開時は赤いボディカラーでしたが、入社式では白いボディカラーが展示されたことでSNSでも話題となりました。

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 日産では「グローバル本社ギャラリー」を休館し、入社式会場に仕立てたようです。

 そのため会場にはGT-RやフェアレディZ、アリア、サクラなどが展示されていました。