環境省は25日までに、LINE(ライン)公式アカウントで、熱中症予防のための指標「暑さ指数」について、誤った情報を24日に配信したと発表した。翌日の予測値を受信設定している登録者の一部約8千人に、昨年10月のデータを送った。

 暑さ指数は、気温や湿度などから算出し、全国約840地点の実況値や予測値を公表する。2021年度に始まった「熱中症警戒アラート」は暑さ指数33以上の予想で、今月24日に全国で運用開始となった「熱中症特別警戒アラート」は都道府県内の全地点で35以上の予想で発表する。

 環境省によると、誤配信情報には、熱中症警戒アラートに該当するものはなかった。