荷物の多い小学生を救うアイテムが話題

 ランドセルの左右や下につけて使用する補助アイテムをご存知でしょうか。「これがあると最強!」「我が家も使ってる!」と最近SNSで話題となり、注目を浴びています。いったいどういったものなのか、さっそく確認していきましょう。

ランドセル用補助バッグ「サンドセル」

両手がフリーになり安全

 ランドセルに入りきらず、両手いっぱい荷物を抱えて登下校する小学生の姿を見かける人も多いと思います。そんな彼らの救世主となるのがランドセルの補助バッグ。例えば、子育て中の主婦が開発したという「サンドセル」は、ランドセルの両サイドに挟むようにつけることで補助バックのようにして使えます。

 体操着や給食袋など手荷物が多いと、両手がふさがり自由が効かず、子どもたちの登下校を心配に思う保護者の方もいるでしょう。また水筒を斜め掛けにしていると転んだ際に思わぬケガをしてしまうこともあるようで、消費者庁はバックなどにしまうよう注意喚起をしているほどです。(出典:消費者庁「Vol.635 水筒を持ち歩くときの転倒事故に注意!」)

「最近は荷物が多くて、両手がふさがって危ない」「週明けは特に荷物が多い」など、心配する意見がたくさんありました。

「サンドセル」のような補助バッグはこうした不安を解消してくれます。かさばる荷物や水筒も収納できるので、実際に使用した人からは「水筒の斜め掛けをする必要がなくなってよかった」「左右に分けて入れられるのもうれしい」といった喜びの声が多数寄せられていました。

事前確認が大事

外さないとロッカーに入らないなど懸念も

 しかし、便利に使える一方で注意も必要。「全部背負うことになるから重くてかわいそう」「教室のロッカーに入らないから付け外しに手間取る」「学校で禁止されている」といった声もあり、メリットばかりではないこともうかがえます。購入や使用を考えている場合は、しっかりと事前の確認が必要ですね。

「Ranba」の収納力

 このような補助バックには「サンドセル」以外にも色々なものが発売されています。ランドセルの下側にぶら下げるタイプの「Ranba(ランバ)」をはじめ、収納ポケット付きのランドセルカバーなど、取り付ける場所やスタイルはさまざま。

「Ranba」の収納力

 参考までに、「Ranba」には、「体操着セット(半袖、短パン、紅白帽子)」「上履き」「給食セット(はし、コップ、歯ブラシ、マスク、ナフキン)」「1L用の水筒」を収納可能であると紹介されています。※体操着は長袖、長ズボンを入れるとは全部入らない

 このように、大量の荷物を収納できる補助バッグですが、中にはハンドメイドで用意する家庭もあるほど。これを機に、お子さんにピッタリのランドセル用補助バックを検討してみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)