ビジネスパーソンとして、任されたタスクや期日を忘れてしまうのはなんとしても避けたいもの。
スマートフォンのリマインダーやメモ機能も便利ですが、それ以上にしっかり印象に残り、忘れてしまうことを防げる方法がないものかと考えていました。
無印良品の「タスク管理が捗る付箋」
そんなときに見つけたのが、無印良品の付箋。
付箋はアナログで一見手間のかかるタスク管理方法に思えますが、目に入る場所に貼り付けておけばスマートフォンやPCを開くまでもなく、一瞬で目に入ります。
付箋を入れ替えて優先度も変えられるのも便利な点です。
そんな付箋の中でも、無印良品の2種類の付箋は、特にタスク管理に役立つ工夫が詰まっています。
大まかな締切を管理できる付箋
こちらは、左端には日付を書くスペースがある全面のりデッドライン付箋紙。最近発売された新作です。
3色に分かれているため、優先度やプロジェクトごとにタスクを分けることもできます。
日付を記入するスペースが元からついているおかげで、メモと同時に締め切りもメモすることができ、「締め切りをうっかり忘れていた」ということを防ぐことができるのです。
このデッドライン付箋紙で、やるべきタスクの概要と締切を同時に管理できるようになりました。
細々したタスクを管理できる付箋
そして、もっと細かい個々のタスクを管理するのに向いているのが、ミシン目入りロール付箋紙。
こちらはチェックリストのついたロール状の付箋。
商品名のとおり1行ごとにミシン目が入っているため、ディスペンサーなどを買わなくても、ごく短い内容のメモを手で切り取って残しておけます。
おかげで、細々した仕事をひとつずつの具体的なタスクに切り分けて、完了・未完了を管理することが可能です。
やることがたくさんあるときは、1行ごとではなく、複数行にまたいで好きなだけ切り取れます。
しかも裏面全体に糊が張られているため、付箋ごと手帳に貼れるようになっているのもありがたいポイントです。
仕事以外にも使える
もちろん、仕事以外にも使える場面は色々。たとえば本のしおり代わりにしたり、
献立や買い物のメモに使ったり、
仕事でつくる資料の下書きに使ったりするのも便利。
全面のりだと付箋が丸まって剥がれると思っていました。ですが、試しに10回ほど貼ったり剥がしたりを繰り返してみたところ、多少丸まりはしたものの、剥がれてくることなく使うことができました。
手帳でもそれ以外の場所でも、しっかり貼り付けることができるのは嬉しいポイント。
ミーティングよりは自分用メモ向き
形状上仕方ないですが、ロール付箋紙は丸まっているため、一度切り取ってから書く必要があります。
デッドライン付箋紙も、全面のりなぶん若干剥がしにくい。ブレストミーティングなど迅速なメモが求められるときには不向きかもしれません。
とはいえ、付箋があることで業務が整理しやすくなり、リモートワークでもメリハリを持って仕事を進める助けになっています。
無印良品の隠れた業務効率化ツールでした。
執筆・撮影: 間宮葵
Business Insider Japanより転載(2024.2.27公開記事)