４月２日未明、岩手県宮古市や久慈市などで最大震度５弱を観測する地震があり、現在（午前１１時３０分時点）も交通機関への影響が続いています。

２日午前４時２４分ごろ、岩手県沿岸北部を震源とする地震が発生しました。

震源の深さは７１キロ、マグニチュードは６．０と推定されています。

この地震による津波はありませんでした。

県内では宮古市・久慈市・軽米町・野田村・普代村で震度５弱を観測しています。

この地震により久慈市内のスーパーでは棚から商品が落ち酒の瓶が割れるなどの被害がありました。

丸己屋　大橋場一己社長
「揺れた瞬間飛び起きちゃう、トラウマじゃないけど。地震ある度にビン類やお酒が壊れてしまうので本当に大変。まずは片づけをしてきれいにしてから営業を再開したい」

石橋美希アナウンサー（午前５時半ころ）
「震度４を観測した盛岡市中心部に来ています。信号もついていますし車も普段通り走行しています。地震の大きな被害は特に見受けられません」

県などによりますと、これまで（午前１１時３０分時点）にけが人の情報は入っていないということです。

盛岡市民
「めっちゃびっくりした。物とか結構揺れて危なかったと思った」
「寝てたので結構横揺れが激しかった。暗かったので子どもたちもびっくりしてた」

この地震で交通機関に影響が出ています。

ＪＲは４つの路線で始発から運転を見合わせていましたが、花輪線と八戸線の一部は正午ごろ、釜石線の全線は午後４時ごろ運転再開の見込みです。

また三陸鉄道は先ほど全線での運転を再開しました。

なお高速道路の通行規制はすでに解除されています。

一方、東北新幹線は油漏れにより仙台−福島間で運転を見合わせています。