小学生〜中学生を対象とした動画制作スクール「UNEVEN PLUS(アンイーブンプラス)」(江戸川区南小岩7)が4月3日、JR小岩駅から徒歩5分の場所に開校した。(江戸川経済新聞)

 小岩エリアを中心とした地域の企業や店舗のPR動画を制作することを通じて社会との関わりやスキルを学ぶことができるという同スクール。生徒は協力先の企業や店の下調べから始め、インタビューやリポート、撮影を協力して行う。

 収集した素材を元にiPadを使って動画を編集し、完成した動画は協力先に無償提供。協力先はユーチューブや店頭などで公開する。こうした一連の実践的な体験を提供することを通して、生徒の能力の伸長と地域活性化を実現することを目指しているという。

 スクール代表で講師も務める舘雅泰さんは、長年テレビ番組の制作に携わる中で、「動画制作を小さい頃から体験してほしいが、学校では一方的に教えられることが多く、実践的な動画制作の機会はなかなかない」と考え、映像制作の仕事を続けながら、同スクールを立ち上げた。「動画制作のスキルだけではなく、地域の人々と関わることでまちとつながり、社会経験を積み、コミュニケーション能力や創造力などの非認知能力を伸ばしてもらいたい」と話す。

 レッスンは、小学1〜3年生=日曜10時〜12時、小学4〜6年生=水曜17時〜19時・日曜14時〜16時、中学生=日曜17時30分〜19時30分。4月27日、5月3日に体験教室を開く。参加無料(要予約)。